様々な部門がある型枠工事
一口に型枠といっても、外壁、柱、梁、内壁、床用とさまざまな種類が存在しますので建物の規模によっても異なりますが、大掛かりな構造物の場合は作業に半年もの時間がかかる現場もあります。
現場で作業を行うものもありますし、手先の細かな作業もあります。まさに日本の建築物の礎を築いてきたと言っても過言ではない工事です。
型枠工事の重要性
コンクリート造の構造物は、型枠工事の仕上がり具合によって強度や耐震性が左右されます。
少しのズレもないよう丁寧に型枠を組み立て、コンクリートを流し固めることにより、強度が強いしっかりとした躯体の完成となります。
どんな自然災害にも負けないよう、しっかりとした躯体を造ることが、弊社の義務でもあります。
型枠大工はチームワークが大事
型枠工事は、一人でどんどん仕事を進めるものではありません。そのような仕事がしたい方には向いていないかもしれません。逆に少人数だとしんどい現場がほとんどになると思います。
ですので4人1組または、3人1組ぐらいで仕事を進めていく感じがほとんどでございます。
1日の作業工程
現場にて枠を組み立ててその中にまだ柔らかいコンクリートを流し込んでいくのですが、
その枠をつくる職人のことを型枠大工と言います。
建物の各パーツの鋳型(いがた)をつくるような仕事だと思ってもらえればイメージしやすいと思います。
型枠大工の出番は、建物を安定させるために地盤に杭を打ち込む『杭打ち工事』が終わってから。
水平垂直を確かめながら印をつけていく『墨出し』と呼ばれる作業を行い、それに沿って型枠を組み立てていきます。
その後、型枠のなかにコンクリートを流し込み、コンクリートが固まったら型枠を外す。
これが一連の作業の流れになります。
AM8:00 作業所到着
朝は、資材置き場、または現場に直行します。現場では安全確認と朝礼を行います。
一日で作業が色々変わるという事は余りありませんが、工程によって仕事内容は変わってきます。内容をきちんと把握し作業開始の準備を行います。
8:15 作業開始
朝礼で周知された内容を確認後、本日の作業の開始です。型枠の墨出しや建て込みなどその日のスケジュールに合わせて作業を行います。午前中10:00~10:30まで小休憩をはさみ午前中の作業を行います。
12:00~13:00 お昼休憩
各自で持ってきたお弁当や、コンビニエンスストアへの買いだしなど各自自由に休憩を取ります。力を使う仕事などで食事をしっかりとることは必須です。お昼休みは仲間と色々な話をしながら楽しく過ごします。
13:00~17:00 午後の作業開始
午前中の作業の続きから開始します。作業活動の周知などもある場合があります。現場は様々な会社様と一緒に工事を進める事もある為、その日の作業予定は遅れが無いようにスケジュール管理を行いながら作業します。15:00~15:30に小休憩をはさみ17時には作業が終了いたします。
17:00 作業終了
明日のスムーズな仕事のために、安全な仕事環境保全のために、現場全体で清掃と片付けに取り組みます。
社用車で集合場所へ。そこで解散、本日の業務終了です。もちろん直帰も可能です。